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心臓と肝臓をつなぐ大きな血管がつまってしまったので、はりがねで血管を拡張する手術をおこなったそうです。手術は成功して、短ければ5日ほどで集中治療室から 一般病棟に移れるそうなので、今度の土曜日 仕事の研究会が終わってから その足で県立病院まで行くことにしました。
そういえば今日は私の誕生日。夕方6時過ぎに 仕事のきりがついたので、携帯をのぞいてみると 実家と弟から相次いで連絡が入っていました。
祖母の様態が 今朝になって急変したのだそうです。
治療の一環として血液をサラサラにする必要があったわけですが、そのために脳内に血液がどっとなだれこみ 脳内出血が4ヶ所ほどで起きてしまったそうです。職場から高速道を使って実家経由、病院まで直行しました。
叔父の一家も来ていて 久しぶりに顔をあわせました。私たちが傍で話しかけるのがわかるみたいで、祖母は薄く目を開け、何か言おうとします。手を握ると、強く弱く握り返してきます。あまり長時間いては かえってよくないそうなので、叔父の一家と 病室を出てロビーでしばらく雑談しました。
祖母はもう91歳なので、充分生きたと思います。とっても気丈で、祖父を支え子ども4人を育て上げ、私たち孫をわけへだてなくかわいがってくれた人です。心臓の手術が終わって、手術室から出てきたときには すでに意識がしっかりしていて、かけつけていた叔父や母を見つけて「ありがとなぁ」と やおら起き上がろうとしたそうです。それから、「じいちゃんを、頼むなぁ」と、しっかりとした口調で言ったそうです。(ちなみに、じいちゃん齢98歳)「これ、ほんとに 全身麻酔してた人?しかも90歳で!」と、ロビーでみんなで大笑い。さすが、ばあちゃん。高齢で、しかも あれだけの大手術をした後で今度は続けざまに脳の手術まで・・・というのは、誰も望みませんでした。このまま 祖母の体力が尽き、天命が尽きるのを待つだけにしようということに 自然に決まりました。今は意識があっても、脳内の出血のせいで脳が圧迫され 徐々に記憶も意識もなくなるのだそうです。私は初孫で、たぶんばあちゃんにとって一番縁の深かった孫です。大好きなばあちゃん・・・こうなってみて、あらためて子どもの頃 一緒に過ごしたばあちゃんの いろいろな姿や場面を思い出します。大人になって 仕事やその他のつきあいのために すっかりご無沙汰してしまっていると、留守電に 「たまには遊びにおいで」と入っていて・・・いつも待っていてくれたのに。。。
ありがと。ばあちゃん。ほんとに・・・ありがとう。
ばあちゃんの 意識がなくなってしまう前に、できるだけ そばにいたいと思います。仕事帰りに、病院に立ち寄ることにします。
ネット上に庵を結び、尼・巫女生活に入る。
現在、21年度司法書士試験にむけて、日々精進中。
(ホンキでっせ)
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